こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい心理カウンセラー、竹内成彦です。
恥ずかしながら、つい最近まで、
ヤングケアラーという言葉を知りませんでした。
ヤングケアラーとは、「年齢や成長の度合いに見合わない責任や負担を負い、家族
の介護や世話をすることで自らの育ちや教育に影響を及ぼしている18歳未満の子ど
も」のことです。
もう10数年も前の出来事ですが、私は、「小学生の頃から、共働きの両親に代わっ
て、夕食の支度をして、祖母の介護や弟や妹のお世話をして来た」と仰る人に会っ
たことがあります。
部活はもちろん、友だちと遊ぶ時間も勉強する時間もありません。宿題をする暇も
なく、授業中は居眠りばかりで成績も悪く、先生に怒られることが多く、友だちも
いなくて、「ただただ忙しい毎日を送っていた」と仰る人です。
ヤングケアラーは、大人になってから、同世代の人と仲良くすることが苦手になる
ことが多いです。また、他人優先で生きてきたので、自分の気持ちがわからないこ
とが少なくないです。
私は、ヤングケアラーという言葉を知らなかった頃は、そういう人のことを、アダ
ルトチャイルドとは呼べないし、どういう概念で捉えたらいいのだろうか? と思
っていたのですが、「そうか、ヤングケアラーと呼ぶのかぁ」と思いました。
私は、子ども時代に、子どもでいられなかった彼ら・彼女らを、これからも精一杯
援助していきたいと思います。
ちなみに、ヤングケアラーは、お母さんタイプであれば、それほど大きなダメージ
を受けませんが、子どもタイプであれば、精神的に、本人が気付いている以上に大
きなダメージを負います。
※お母さんタイプとは、キャラ診断で分類された、生まれつき性格の一部のタイプ
の人のことです。
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