こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい心理カウンセラー、竹内成彦です。
映画「歩いても歩いても」を観ました。
もやっとした映画です。観終えてスカッとするところは何処にもありません。
私はよく二分法の考え方をするクライアントに「白黒ハッキリが好きなのはよくわ
かりますが、世の中には白のものや黒のものなどないのですよ。あるのはただ、灰
色だけです。白に見えるものは限りなく白に近い灰色であり、黒に見えるものは限
りなく黒に近い灰色なのですよ」ってなことを話したりするのですが…、
言っている自分(竹内成彦)は、知ってはいても黒白ハッキリが大好きです。
でもホント、世の中には100%善人も100%悪人もいなくて、善人の中にも邪
悪な心があったり、悪人に中にも清らかで優しい心があったりするものです。
映画の中の出てくる登場人物、皆さん、善人でも悪人でもない普通の灰色の人です。
私は、映画の中の登場人物のほとんどが、好きではない人に対しても、険悪な雰囲
気を作らないよう、愛想笑いを浮かべながら、しかも繰り返し接触していこうとす
る態度を表し、感心したり心底ゾッとしたりしました。
家族でも、家族だからこそ、人間関係は難しいのかもしれないです。
私は嫌いな人とつきあうのが嫌でサラリーマンを辞めたところもあるのですが、今
はおかげさまで、好きな人にだけ囲まれて生きていて、本当に幸せだなあと思いま
した。ありがとうございます。皆さんのおかげです。(__)
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