こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい心理カウンセラー、竹内成彦です。
アレキシサイミアとは、心身症の患者に特有な性格傾向を指します。
日本では、失感情症とも呼ばれています。
想像力や空想力に乏しく、自分の感情や葛藤状態を言葉にするのが苦手で、事実を
くどくど語る割合に感情が伴わず、対人関係が貧困で機械的な対応が多いという特
徴が挙げられます。
自分の感情への気付きと自己表現に乏しいため、アレキシサイミア傾向の高い人に
対しては、力動的心理療法のようなセラピストとの対話により心理的支援が難しい
とされています。
よって、カウンセラーは、心身症のクライアントが来室された場合は、受動的なカ
ウンセリング(精神分析や来談者中心療法)ではなく、能動的なカウンセリング
(認知行動療法や自律訓練法の教示)をする必要があります。
アレキシサイミアの方が、自分の精神状態を活き活きと語ることが出来るようにな
れれば、心身症は良くなり、カウンセリングも卒業となります。
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