こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい心理カウンセラー、竹内成彦です。
カウンセラーは、カウンセリングをする人、
セラピストは、セラピーをする人です。
カウンセリングは、カウンセラーとクライアントが相思相愛でなければ有効に働か
ないところがあります。何故ならば、カウンセリングは、温かな人間関係だからで
す。
セラピーは、カウンセラーとクライアントが相思相愛でなければ有効に働かないと
いうことは、カウンセリングに比べ少ないです。
カウンセリングは、カウンセラーの自己開示が、ある程度は必要です。何故ならば、
カウンセラーが何者か? わからなければ、クライアントは自分の心を開きにくい
からです。
セラピーでは、基本、セラピストの自己開示が、不必要です。セラピストは、良い
セラピーを施せばいいのだし、クライアントはセラピーを受ければいいからです。
カウンセリングでは、カウンセリング時間内で何をするか? 明確には決まってお
りません。クライアントに相当委ねます。
セラピーでは、セラピーの時間内で何をするか? 概ね決まっており、セラピスト
が主体的に動きます。
カウンセラーは、クライアントの土俵で戦います。
セラピストは、自分の土俵で戦います。
(戦うという言葉は、適切ではないかもしれません)
カウンセリングでは、クライアントにある程度の主体性を要求されます。
セラピーは、クライアントにさほど主体性を要求されません。
カウンセリングでは、クライアントはカウンセラーににたくさんの要望を突き付け
ることが出来ます。
セラピーでは、クライアントはセラピストが用意したレールに乗っかっていく感じ
でたくさんの要望を突き付けることが出来ません。
カウンセリングでは、クライアントの行動の変容を目指します。カウンセラーは、
クライアントが社会適応できるよう援助します。
セラピーでは、クライアントの社会適応など基本目指していません。クライアント
のこころが癒されたり、クライアントのこころに気付きがあればいいからです。
世の中には、「セラピストは能動的、カウンセラーは受動的」と説明する方がいら
っしゃいますが、私(竹内成彦)は、そうは思いません。何故ならば、来談者中心
療法を使うセラピストは非常に受動的だし、カウンセラーでも、ケースワーカーの
ような能動的な動きをする方もいらっしゃるからです。
私は、自分のアイデンティは、セラピストではなくカウンセラーです。
基本、受動的ですが、能動的に動くことも少なくありません。
私は、カウンセラーですが、カウンセリングもしますし、セラピーもします。
どちらがクライアントにとって有益で負担が少ないか、いつも考えてします。
私は、クライアントが、短期的にも長期的にも良くなるのであれば、どのような手
段でも使ってやろうと思っているカウンセラーです。もちろん、法の範囲内で、且
つ、クライアントを害さないように、という配慮はあります。
よって、クライアントに対し、クリニックに行くことを勧めることもありますし、
運動を勧めることもありますし、食事療法を教えることもありまし、生活環境を変
えることを提案することもあります。
カウンセリングに行ったほうがいいのか? セラピーを受けたほうがいいのか?
クリニックに行ったほうがいいのか? 行政の力を借りたほうがいいのか?
迷われる方は、ぜひ私のカウンセリングルームにご来室下さい。
通うことを強制することは絶対にありません。
どうぞ安心してお越し下さい。
カウンセリングとは、人間関係のことです。
ただの人間関係ではありません。援助を目的とした人間関係です。
そして、道具はコミュニケーションになります。
よって、「カウンセリングとは、コミュニケーションを通して、相手を援助する目
的とした暖かい人間関係である」というのが、「カウンセリングとは何か?」の答
えになります。他にもいろんな答えがあるし、いろんなカウンセラーがカウンセリ
ングについていろいろ言うかと思いますが、上記が最大公約数的な答えになります。
「セラピー」とは、薬や手術を使用しない治療法です。
テラピーということもあります。
身体面に効果がある治療法と、精神面に効果がある治療法に分類されます。
もともとは医学的な治療法を表す言葉でした。
しかし、最近では「癒し」を目的とした、医療行為ではない方法も「セラピー」と
いうことがあります。
ありがとうございます。
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