こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい心理カウンセラー、竹内成彦です。
「好きを仕事に」という言葉がありますが、
「好きを仕事にしなさい」と言われたら、
私は、おそらく、ギタリストか将棋指しになったと思います。
私は、ギターも将棋も大好きですが、残念ながら素質がありませんでした。
「好きこそものの上手なり」という言葉ありますが、「下手の横好き」という言葉
もあります。私の場合は、努力しても努力しても、頑張っても頑張っても、ギター
も将棋も、なかなか上手にはなれませんでした。
私は、ギターや将棋に関しては、センスがなかったのです。
だから私は、ギタリストにも将棋指しにもなりませんでした。なれませんでした。
仕事は、お金を支払うお客さんがあってこそ成立するものです。
決して、好きだけで出来るものではありません。
私は、人の話を聴くのは上手でした。
頑張った覚えなど全くないのですが、子どもの頃から、「話を聴くのが上手」と
周囲の人から言われていました。
だから私は、カウンセラーという職業を選んだのです。
そう、私は、好きを仕事にではなく、得意を仕事にしたのです。
私にとって、カウンセリングは仕事です。
好き嫌いのベクトルにはありません。
私は、お客様からお金をいただいてお話を聴かせてもらっています。
私は、お金は、命の次ぐらいに大切なものだと思っています。
だから私は、いつも命がけで仕事させてもらっています。
ここ最近、立て続けに、「一生懸命やりました。だけど、出来ませんでした」とい
う言い訳を、お弟子さんから聴きました。私は、「あー」というため息を漏らしま
した。
命がけで仕事している人は、「出来ませんでした」などという言い訳は絶対にしま
せん。何故なら、「出来ない=死」を意味するからです。
私は、パソコンのこともインターネットのことも全くわからない状態から、誰にも
教わらず、独学で自分のホームページを作りました。20数年前の話です。
当時の私は、「ホームページを作らないと死んでしまう」と本気で思っていました。
「家族が飢え死にする。家族が路頭に迷う」と本気で思っていました。だから、全
く知識がないのに、ホームページを作ることが出来たのだと思います。
好きを仕事にすることは、決して悪くないことです。
でも、お金をもらうのだったら、せめて、お金をもらうレベルの腕までは、努力し
て身につけて欲しいと思います。お客様だって、あなたのママゴトにつきあうほど
暇じゃないし、第一、その程度の技量でお金をもらおうだなんて、お客さんにも失
礼かと思います。
すみません。今日はちょっと熱く語ってしまいました。
これは、誰か特定の方に向けて書いた文章ではありません。間違っても「これは私
のことですか?」とは言ってこないでくださいね。あなたのことでは決してござい
ませんから…。(__)
ありがとうございます。
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