ときどき、「うちの子が、私に何か、隠し事をしているようです。どうしたら、喋
ろうとしない子を喋らせることが出来ますか?」と聞かれます。
上記の質問は、小・中学校などに、
講演会に行った際、PTA会員である保護者にされる、比較的多い質問です。
題して、喋らせる技術。
実は、喋らせる技術なんてありません。
心理臨床家としての答えは、以上になります。
私は、心理臨床家として、
喋りやすくする雰囲気は作ることが出来ます。
話を膨らませる質問技術も持っています。
けれど、話したくない人を喋らせる技術はありません。
心理臨床家は、刑事とは違いますので、泥を吐かすテクニックを持っているわけで
はないのです。
喋りたくない人に対しては、
喋りたくないという気持ちを受容することが大切なのではないかと思います。
小・中学校のお子さんが、大きくなるにつれて
親に対して秘密を持つことは、普通のことであり、また健全なことでもあります。
子どもたちの心には、誰にも入って欲しくない心の小部屋があります。
我が子を愛する、我が子を心配する気持ちはよくわかるのですが、
親御さんには、子どもの心の小部屋、秘密の小部屋を大切にして欲しいと思います。
そして、いつでも困ったときには、
頼りにされるような、そんな親であって欲しいと思います。
1月1日だけ、休みました。家でのんびり過ごしました。
子どもたちが訪れ、とても楽しく、お正月らしい気分を味わいました。
2日・3日は、思いきり執筆をしました。取りあえず、2万文字ぐらい書きました。
今年の春の出版を目指して頑張りたいと思います。
昨日の4日から仕事始めで、バリバリ臨床をやっています。(^_^)
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