私は、一般の方には、さほど有名なカウンセラーではありませんが、
カウンセラーの中では、ほんの少しだけ有名なカウンセラーです。
私は、カウンセラーとして開業して21年めに突入しています。
今でこそ、雨後の筍のようにカウンセリングスクルーが乱立していますが、
私が開業した当時は、カウンセリングスクールというものは、数えるほどしかあり
ませんでした。
ですから、「カウンセラーになりたい」「カウンセラーとして開業したい」という
人は、よく私のカウンセリングルームを訪ねてきたものです。
多い時は、月に10数名のカウンセラー志願者が来室されました。
開業カウンセラーの現実というテキストは、1,000名を超える人が購入しております。
今、プロの開業カウンセラーとして活躍されている人で、私のテキストを持ってら
っしゃる方は、少なくないです。有名な○○先生も、私より売れている○○先生も、
私のテキストを持ってらっしゃたりします。
この度、開業カウンセラーというテキストを改訂しました。
価格も12,000円から14,800円に値上げしました。
興味がある方は、ぜひこの機会にお求めください。
カウンセリングスクールの先生の多くは、臨床経験がほとんどありません。
カウセリングを受けたこともしたこともないという先生が、カウンセリングを教え
ているというのが実情です。「心理臨床家として食えなかったら、スクールを立ち
上げた」とおっしゃる先生も実際にいらっしゃいます。
このあたりを是正しないと、今後も、
売れるカウンセラー、真のカウンセリング能力がを持ったカウンセラーが誕生する
ことは、少ないのではないかなあ…と思います。
と偉そうに言う私も、毎日が勉強です。
人生は下りエスカレーターに乗っているようなものですから、
日々の努力を怠るとアッと言う間に使えないカウンセラーになってしまいます。
今後も驕ることなく精進を重ねたいと思います。
末長く、カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋を宜しくお願いします。
上記の本を読みました。読書会にも参加しました。
私のルームには、年に1~2名ほど、見ず知らずの人から、「カウンセラーになろ
うと思っている。いろいろ聞きたいことがあるので、会ってくれないか? そちら
のルームに行くとお金がかかってしまうので、出来れば喫茶店で会いたい。」とい
う依頼が来ます。
私は丁重にお断りします。
無償で与えると、私は自分を貶めることになりますし、相手の成長を邪魔すること
になるからです。
上記の本に書いてあります。
無償で何かを与えるのも受け取るのも幻想である。
上質な人生を送る鍵はフェアで等しい価値の交換である。
人生の七つの領域― 精神性、知的活動、職業、お金、人間関係、家族、身体 ―の、
どの部分であろうとこの交換のバランスを欠いている感じがするときは、いつでも
現在の状態がぐらつき、不安や罪悪感をつくり出してしまう。
私は、相手が愛するものを与え、私が愛するものを受け取る、
そんな自分でいたいと思います。