発達障害の中でもADHD(注意欠陥多動症候群)やAS(アスペルガー症候群)
には、薬物療法が有効です。人によっては、症状が劇的に軽減します。
発達障害は、カウンセリングも有効ですが、原因が脳の生化学的物質の欠陥による
ものなので、心理療法や精神療法だけでは、やはり不十分と言えるでしょう。
中枢刺激剤であるコンサータとストラテラ、それぞれ飲むメリット・デメリットが
ありますが、要するに、短期的・長期的に見て、服用するメリットのほうがデメリ
ットより大きいのであれば、私は利用したほうがいいと思います。
コンサータの効果(個人差があります)
1.注意力が増します。
2.眠気や慢性的な疲労感が取り除かれます。
3.多動や衝動性、攻撃性がコントロールされます。
4.不安や焦燥感が減少します。
5.うつ気分が解消されます。
コンサータの副作用(個人差があります)
1.食欲がなくなります。
2.薬が切れるまで、眠りにくくなります。
3.お腹が痛くなったりします。
4.頭痛に悩まされたりします。
5.めまいを感じます。
ストラテラの効果(個人差があります)
1.処理能力が増します。
2.計画性が増します。
3.自己管理能力が増します。
4.コミュニケーション能力が増します。
5.認知の歪みが改善されます。
ストラテラの副作用(個人差があります)
1.気持ちが悪くなります。
2.食欲がなくなります。
3.めまいを感じます。
4.ふらついたりします。
5.ぼっとします。
発達障害には、食事療法や生活改善もかなり有効です。
詳しくは、発達障害改善マニュアルをご覧ください。
私は、誰よりも、
発達障害を含む精神医学と性格学に詳しいカウンセラーでありたいと思っています。
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