2017年8月9日、立川市で開催された、
「未来語りのダイアローグ」というセミナーに参加してきました。
今回、わざわざ東京まで行った理由は、
久し振りに八巻先生の顔が見たかったからです。
もうかれこれ15年程前のことですが、プロの開業カウンセラーとして、臨床も充実
し、本も上梓し、セミナーも開催し、ネットでちょっとだけ名が知れるようになっ
た私は、ある一部の臨床心理士の方々から、執拗な嫌がらせを受けたことがありま
す。
私は、その時、臨床心理士に大きく失望し、もうこの資格取得を目指すのは絶対に
やめようと思いましたし、と同時に、臨床心理士の方々と接触するのは避けようと
思いました。
※一部の臨床心理士は、非臨床心理士のカウンセラーを、エセラー(エセカウンセ
ラーの略)と呼んで、はばからないところがあります。
そんな時に、普通に声をかけてくれたのが八巻先生です。
八巻先生のおかげで、私は、臨床心理士に対する偏見がかなり消えたかと思います。
当たり前の話ですが、臨床心理士にも変な奴はたくさんいますが、いい人もたくさ
んいて、いえむしろいい人のほうが多いです。
午前は、八巻先生の講義で、午後からは、参加者の皆さんで話し合いを行いました。
以下、セミナーで学んだこと、私の印象に残ったことを書きたいと思います。
1.問題に焦点を当てるのではなく、心配事に焦点をあてる。
2.ミラクルクエスチョンを有効に機能させるためには、催眠のテクニックが必要。
3.ダイアローグ実践のためには、傾聴とリフレクティング・トークと質問力のス
キルが必要。
4.ダイアローグの思想は、アドラー心理学の共同体感覚ではないか?
5.アドラー心理学を書籍にすると、どうしても機械論に聞こえてしまいがち。
6.私(竹内成彦)のやっている性嗜癖障害を治す療法は、成仏療法である。
7.若い臨床心理士が認知行動療法に注目している理由。
八巻先生に、セミナー中、そして懇親会中に、いくつか質問をしました。
1.どうやったら弟子が育つか? スタッフを成長させることが出来るか?
2.クライアントからハグしてほしいと言われた時、どう対応しているか?
勉強になったこと、感動したこと、驚いたこと、いくつもありました。
細かくは、また追々皆さんにもお知らせしていきたいと思います。
2泊3日という短い東京滞在でしたが、やっぱ行って良かったと思いました。
これからも、機会があれば、積極的に学びに行きたいと思います。
私には、書きたいことがヤマのようにあります。この続きは、また明日以降、書いて
いきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願いします。